10月29~31日、広島県立体育館とホテルメルパルク広島にて、令和7年日本水道協会全国会議(水道研究発表会)が開催されました。
広島水道展と同時開催で、9会場で3日間、496もの研究が発表され、多くの方が各発表会に参加されました。
今回は、「分散型水道システムにおける課題と解決方法 -山間部、離島に求められる浄水装置-」について発表しました。

発表内容はこちらをご覧ください。
「分散型水道システムにおける課題と解決方法 -山間部、離島に求められる浄水装置-」
令和6年に発生した能登半島地震の際、水道の復旧に日数を要したことから、中山間部に対して、災害に強い分散型水道システムが注目を集めています。
弊社では長年、山間部や離島へアクアシリーズを設置してきた実績を活かし、設置条件や使用状況などさまざまな課題の解決を提案しており、今回、浄水場へ分散型水道システム導入した際の課題とその解決方法について発表いたしました。
搬入路や設置スペース、使用環境に厳しい条件がある中で、装置の小型化や分解構造による搬入、次亜タンクの容量設定、停電に備えた電源対策などの解決策を提案し、設置を実現したことを発表しました。
人口減少、施設老朽化、原水悪化など、さまざまな課題に対して使用環境に応じた解決策を提案すべく、弊社は今後も研究を重ねてまいります。
兵庫県 香美町上下水道課様には多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。